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コンビニもレジ袋有料化!?【消費者への影響】

※全国一律にレジ袋を有料化するという国の方針

2019年2月26日の会見で、原田環境大臣は、スーパーやコンビニなどのレジ袋について、全国一律に有料化する方針を明らかにしました。以下、原田大臣の会見のニュースです。

26日の会見で、原田大臣はレジ袋の有料化について「少なくとも全国一律で公平に行う」と述べました。また、「有料化の義務付けについては法律的な措置も必要」との見解を示しました。有料化の課題となる中小・零細企業への対応について、原田大臣は「各界、各層の意見を聞いて精力的に調整を続けたい」と話すにとどめました。環境省によりますと、値段など有料化の詳細は今後、継続的に検討されますが、消費者への影響も大きいことから実現は来年以降になるとみられます。

レジ袋は削減されているのか?

ここ数年、レジ袋が有料のお店が増えたような気がします。大手のスーパーなどでは、1枚3円〜5円程度でレジ袋が売られていますよね( ^ω^ )結構、スーパーに行っても、『マイバッグ』をお持ちの方が多いと思います。

私自身も、お昼ご飯などをスーパーに買いに行った時は、レジ袋をもらわなかったりしますからね〜。最近じゃあ、主婦だけじゃなくて、男性の方もマイバッグ(エコバッグ)を持たれていたりしますね。

流行りのエコバッグ

しかしながら、現在でもコンビニとか商店街のお店、あとはホームセンターなどでは、レジ袋が有料かされていないお店もあります。

で、現在の状況ってどんな感じなのかな〜?ってちょっと調べてみました!!題して、【レジ袋の削減は成功しているのか??】

まず、レジ袋について『辞退している人の割合』が平成27年には5割を超えた!というデータがあります。私も、コンビニでのちょっとした買い物などでは、「袋いらないで〜す」って感じですので、少しは貢献できてる!?(笑)

環境省2015年版リユース・リデュースデータブックより(以下同じ)

生産量はどれぐらい??

じゃあ、レジ袋の生産量、つまりは具体的な数字ってどれぐらいなのかな〜??って調べてみると、『国内の消費量は年間305億枚!』なんて数字が出てきたんですが、これは2002年の時の話。

で、調べてみました!!日本プラスチック工業連盟によると、私たちが使っているレジ袋ってポリエチレンやポリプロピレン製のものが主流とのこと。
日本プラスチック工業連盟のサイトはこちらから

そのポリエチレンやポリプロピレンの生産量が、日本プラスチック工業連盟のサイトにありましたので、そちらをまずはご覧ください!

レジ袋は高密度ポリエチレンになるとのこと

上記の表の赤枠で囲った部分が、一般的なレジ袋の材料。もちろん、これらは他の用途(例えば、高密度ポリエチレンであれば、レジ袋の他に、シャンプーやリンスの容器、ガソリンタンクや灯油缶など、ポリプロピレンであれば、自動車や家電の部品など)もあるので、一言で、全てレジ袋に回っているわけではありません

で、よくよく見てみると、、、

・2012年(平成24年):3,318,052トン
・2013年(平成25年):3,156,137トン
・2014年(平成26年):3,173,110トン
・2015年(平成27年):3,397,257トン
・2016年(平成28年):3,290,816トン
・2017年(平成29年):3,390,213トン
(計算:高密度ポリエチレン+ポリプロピレン)

と、見てお分かりのように・・・少しずつ増えていっている!!

先ほどの環境省が発表している、「レジ袋いらないですよ〜」って人が、平成26年で5割ほどいる中で、原材料の生産量は増加傾向になってますから、ぶっちゃけ言って・・・

レジ袋の削減と環境問題は直結しない!!

なんで有料化するのか?

このように、レジ袋を削減すること自体、環境問題と直結はしていないことがお分りいただけたかと思います。もちろん、レジ袋の削減を進めているから、この程度の伸びですんだ!と言えなくもないと思います。

では、この有料化には一体どんな理由があるのでしょう??一般的には、

  • 廃プラスチックによる環境汚染
  • パリ協定に基づく地球温暖化対策

などと書かれていますが、地球温暖化対策にはつながるかどうか!?は不明ですよね。だって、先ほどの表にあるように、レジ袋についての意識が高まっているにも関わらず、生産量は増えているわけですから。

廃プラスチックによる環境汚染についても、レジ袋を削減したからといってゴミがなくなるわけではないですし、こういったことをやるのであれば、逆にポイ捨てなどに対しての法整備の方が効果的であると思います。

結局、明確な理由もないにも関わらず、いいイメージのみで物事を進めてしまっていることに問題があると思いますね。

小規模企業への影響

レジ袋が完全に有料化されると、小規模企業への影響はどうなるのでしょう?確かに、これまでサービスとして袋を渡していたわけですから、その負担がなくなることで企業側の負担が減るのは事実です。

ですが、ほんの数円程度のものを常に売上計上しつつ、かつ、この売上に対しても消費税が課せられるわけですから、トータルで考えると、どっちがいいのか・・・

なんとなく、ゲスの勘ぐり感がありますが、このレジ袋についての環境省の方針って、

税収アップを見込んで財務省に恩を売ってるだけ

のような気がします。ほんとのところは弊社では分りかねますが、結局国が考えることですからね。こういった側面も考えられなくはないと思います。あなたはどう思いますか??

このように、国の施策については、よくよくデータなどを見た上で(最近、どっかの省でデータの改ざんがありましたが・・・笑)、一人ひとり判断していかなければなりません。単に『いいこと』で片付けるのではなく、広い視点で考えていきたいですね!

本日も最後までお読みいただき、ありあとあす!次回もお楽しみに〜